これでいいのかなあ、熱闘甲子園
やっと夏がきた〜!
ってかんじです。
試合はあまり観る時間がなかったので、
熱闘甲子園を観ました。
ずいぶん昔から、大好きな番組です。
そのなかでも、特に好きなシーンがあります。
しかしそのシーンは今日の放送では流れませんでした。ショックです。
そのシーンとは、試合後の宿舎。
あのとき映る球児たちは、ふつうの高校生なんですよね。
投げる球がすごいだの、打つのが得意だのと球児たちはよく評価されます。
しかし、野球の上手さを評価されるためだけに球児たちは甲子園にやってくるのでしょうか。
きっと違いますよね。
これは高校野球ファンならみんな分かってることですよね。
甲子園は目標であり、目的ではない。
そんな気づきを与えてくれるのが、あの宿舎のシーンだったんです。
今日の熱闘甲子園は、
球児の夏を、そこらのニュースと同様、「プロ野球候補生の戦い」みたいに扱っていた印象です。
体罰の問題から、勝利至上主義の是非が問われるようにもなりました。
熱闘甲子園が、今日のような放送の内容では、けっきょく、勝利至上主義が根強く残っていくような気がします。
高校野球で、球児たちは人生を学ぶ。
もっとちゃんと良さが伝われば良いなって思います。
元球児のきれいごとですか。